2006年03月21日
「設計」のこだわり〜オープンな間取り〜
オープンな家族関係を考えた間取りを…

住宅のプランニングを決める上で重要なのが家族関係です。
一人で住む家の場合は自分で好きな様に決めればいいのですが、
家族が多い場合はそうはいきません。皆の意見を聞かないで
間取りを決めてしまうと大変な事になってしまいます。
しかし、家族全員の意見を全て取入れた間取りをまとめ上げるのは大変な作業です。

間取りは家族の関係を左右してしまう重要なものです。

例えば、
今まで家族団らんを重要視していた仲良し家族が、新しい家を建てる場合〜
自分の部屋が欲しいと思うあまりにプライバシーを重視し、
個々の部屋を大きく取り過ぎた為に家族団らんの場が小さくなった結果、
家族間の会話が少なくなり、家族関係が悪化する可能性があります。

逆の場合もあります。
いままで個室にしか居場所がなく、家族間の会話が少なかった場合〜
オープンで家族が集まるスペースを重視した家に建替えた結果、
それまで会話が少なかった家族関係が嘘のように、今まで出来なかった
話が出来るようになるかもしれません。

小さいお子さんがいらっしゃるお宅では、間取りは更に重要になってきます。
家は、子供が対人関係を形成して育って行く上での大舞台でもあります。

子供は大きく成長するまで、対話する事が一番大切だと私は思います。
近年では青少年非行が増加の一途ですが、これは「本人」や「学校」の責任では
ないと思います。大人である私達の責任ではないでしょうか?

お子さんとの関係に悩んでいらっしゃるお宅では、こんな話をよく聞きます。
●子供がいつ出掛けて、いつ帰ってきたのかわからない。
●顔を合わすのは食事の時だけ。

私が小さい頃では考えられなかった話ですが…
個々のプライバーシーを重んじ過ぎた間取りが要因かもしれません。

では青少年非行が少なかった昔を考えてみましょう。

●間仕切のない障子一枚で仕切られた部屋。(プライバシーという概念がなかった)
●囲炉裏を囲んでの採暖と食事。(寝るまで家族と話合う時間があった)

昔の考え方が全ていいとは私は思いません。
しかし、プライバシーだけを尊重し過ぎるのではなく、家族みんなが、
お互いの存在を感じながら暮らす事が理想だと私は思います。

「もっとオープンな間取りでオープンな家族関係を…」
小さい子供を持つ私にとって、子供が成長していく上での私の願いでもあります。

それを実現できるのが「外断熱の家」の家だと、私は思います。
「冷暖房効果の向上」と「プライバシー保護」の名目で次々と設けられる様になった間仕切。
今それを打ち壊し、昔のようなオープンな家族団らんを取り戻す時期ではないでしょうか?

【下記記事も参考にしてください】

シックハウスにならないために〜住宅の歴史〜

工法のこだわり〜外断熱〜


 
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